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大湯環状列石 ~ 縄文遺跡で神の遣いに出会う ~

2009,,01
 9月1日
 黒又山ピラミッドから下山し、大湯環状列石へと向かう。日本のストーンサークルとして有名で、遺跡としてはこちらのほうがメジャーかもしれない。
⇒http://www.ink.or.jp/~oyusc/ 大湯環状列石
⇒http://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E6%B9%AF%E7%92%B0%E7%8A%B6%E5%88%97%E7%9F%B3 大湯環状列石 とは - コトバンク

案内板37394153_373811630
               
 県道を挟んで東側の「野中堂遺跡」と西側の「万座遺跡」とに分けられるが、わざわざ二つの名称で分けた理由はなんだったのだろう。古代においては車道などで区切られていなかったはずだし、二つで一つのものだったのではないのか(陰陽のように?)、という素朴な疑問が湧いてくる。
 考古学の知識がない私によくわからないのだが、このだだっ広い展望には、遥かなる郷愁を呼び起こす何かがある。古代においても、この開けた平野の展望に変わりはなかったのだろう。

木々と空37394153_1792097687

 悠久のロマンにひたりながら、足首くらいまで丈のある草原を踏み進んでいると、突然、左斜め後ろからザワザワと音をたてて、急接近するものがある。逆V字型の出会い頭で、思わず「わっ!」と声をあげて飛びのいてしまった。
 私の左側を歩いていたラルフなどは、30cmくらいの距離ですれ違ったはずなのに、気づいているのやらいないのやら、全くの無反応で興味も示さない。それとも反射的にリードを強く引いた私に、従ったのだろうか。(家ではやんちゃのわがまま坊主なのに、外で山野を歩く時は嘘のような忠犬ラル公になってしまうという、妙な防衛本能を持った奴なので・・・)
 その生き物は我々の目の前を斜めにクロスしてから、また逆くの字に折り返して、こちらを振り向いてピタリと止まった。

          蛇37394153_3529957367
 
 シマヘビだろうか。太さはさほどでもないが、それでも一番太いところで女性の上腕くらいはある。長さが異様に長く、2mオーバーはないかもしれないが、1.8m以上は確実にある。(臨場感がわかる程度にアップで写すと、尾っぽが写真に入りきらないことからしても、シマヘビとしていかに長大かがわかるだろう) 目の縁の流れるような隈取りが、スポーツカーのフロント・ランプみたいでかっこいい。何かを呑みこんだ直後なのか、腹のところが一部、ひょうたん型に凸凹になっているのは、ちょっと不気味。
 でも、毒のないシマヘビと直感して、ひと安心した。こんなところで遭遇するとは、やはり神の遣いに違いないと、すかさずカメラを構えた。すると「動かないでくれ」というこちらの念が通じたのか、まるでポーズでもとるかのように、後ろ姿のまま彫像のように静止し、二股に分かれた舌先だけをチロチロさせている。
 撮影終了してこちらが去ろうとしても、まだそのままの姿勢で、こちらに流し目を送ってくるので、「もういいよ、バイバイ」と言って手を振ると、とたんに身を縦横にのたくらせてムチのように大地を叩きながら、忙しそうに立ち去っていった。シマヘビがこんなに素早くもダイナミックな走り(?)をするとは、この時初めて目の当たりにした。

 それにしても、蛇の習性として、攻撃されてもいないのにむこうから突進してくる、などということがあるのだろうか。人間に出会うことが少ないので、獲物の小動物の足音と勘違いしたのだろうか。 
 とは言え、蛇と話が通じたのは初めてだったので、どうせなら、背中をなでなでさせてもらえばよかったかな、などと後になって残念に思った。


 ↓こちらが野中堂遺跡。
               野中堂遠景37394153_917953559

野中堂37394153_1239504361

 ↓野中堂よりもひとまわり大きな、万座遺跡。イギリスのストーンサークルなどと比べると、立柱石が少ないが、二重の円形にまんべんなく石が敷きつめられているところが特徴だろうか。 

万座(左)37394153_860613997

          万座(中)37394153_3621083460

                    万座(右)37394153_864368099

 ↓全景を見渡すために造られたのであろう見晴台。
               物見台37394153_125321735

 ↓大小のサークルがあちこちにあり、そのうちの小遺跡とラッちゃんのツーショット。
 本当はペットを連れ込んではいけなかったらしいのだが、粗相はしませんでしたので・・・・・・。
               ラル&小遺跡37394153_2804485945

 ↓伐り残されたような一画に、まるで古墳のようにこんもりとした樹木の密集区域がある。
               栗林遠景37394153_2247470769

 ↓近寄ってみると、栗林だった。イガ栗が信じられないくらい密集して生っていた。土地の栄養がいいのだろうか。
          栗の木37394153_584377947

 ↓木柱のサークルもある。遺跡の痕跡から仮説を立てて、復元したものなのだろう。
 世界的に見て、古代に遡るほど、神殿というものには屋根も横木もなく、立柱だけだったという説を読んだことがありる。現代人が考えるほど古代の人間は「非科学的」だったのはなく、「神」というものを次元を貫くエネルギー体として認識していたのではないだろうか。そのエネルギー集積装置としての最もシンプルな形が、天地のエネルギーを結ぶ立柱なのだ。
               木柱遠景37394153_582794494

 試しに木柱サークルの中心に入ってみると、気のせいだろうか、なんだか身体全体がジワ~ンと暖かい。いろんなポーズをとってみたくなり、ひとしきり遊んでしまった。

 ↓まずは太極拳の粘椿功(立禅)。馬歩に近い低い姿勢で。
粘椿功①37394153_793340609

 ↓陳氏太極拳の代表的なポーズ。本当に正しくこの姿勢をやると、シロウトは5秒でもきつい。
 肩から腕の放鬆(ファンソン=解放、リリース)がいまいちかなぁ・・・。単に力を抜くことと放鬆は違うんだな、ということが、こうして客観視してみるとよくわかる。この時、私は充分に腕の力を抜いているのだが、力を抜いて形をつくることに精一杯で、インナーパワーの自由なリリースが足りないのだ。
               単鞭37394153_3088957444

 ↓八卦掌の基本の構え。昔のことなので套路(型)はもう忘れてしまったが、初めて1年以内の太極拳よりもいくぶん年季が入っているせいか、サマになってるかも。
 眷属(犬族?)がシンクロして控えているのが笑える。
          八卦掌37394153_210954913

 ↓ヨーガのメディテーション。身体が天地に溶け込んでいくような心地よさを感じた。
 やはりエネルギーの良い場所なのだろう。東北の聖地特有の、太く柔らかく、開けて伸びやかな、太極拳や合気道のような“気”だ。分け隔てしないから、都のように結界して敵から護る必要もない。そんな“気”だ。
 戦乱の世では無用心にすぎて歴史的敗者になりやすいが、悠久の流れの彼方では、結局、敵味方を超えて勝者になってゆく。これは私のロマンかもしれないのだが・・・・・・。
瞑想37394153_3358773920


 この環状列石は、祭祀の跡だとか墓だとか日時計だとか、いろいろなことが言われているが、同時に古代人の日常生活空間だったような気がしてならない。ここで食物を土器に入れて煮炊きしているようなイメージが湧いてくるのだ。
 今でも田舎の大きな家では、自宅の近くや敷地内に墓があり、お墓参りに遠くに出かけるという発想が一般化するのは、後の時代のものだろう。また自然神や精霊との意識交流も、このストーンサークルのエネルギー集積路で行われていたのではないか。「祭政一致」ならぬ、「祭・生活一致」のライフスタイルである。
 そして、より本格的な宇宙高級神との交流は、各部族の長が合同で黒又山のようなピラミッドに集合して行われていた。そんな気がするのだが。


 ↓最後に、ストーンサークル館の入り口付近にあった、顔穴写真パネルで遊んだ。・・・・・・さて、遊ばれたお顔の主は誰でしょう??

               ラル237394153_2916294018

                    ラル137394153_1697535579


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スタミナ不足で、ながらくこのブログを放置しておりました。ぼちぼち再開しようかと思いますが、操作のしかたがすぐ思い出せず、コメント認証待ちのかたなどおられましたら申しわけありません。


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拍手コメントというのがあるのを初めて知りました! また、時々、設定が狂うのか、拍手ボタンが非表示になるみたいです。 未だに設定に慣れなくて、すいません!

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1955年、東京生まれ。 母方先祖は諏訪大社の大祝だったとか。 ツイッタ-のユーザー名:@G_rhaps

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Author:五右衛紋☆Rhapsody
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古典的グノーシスの言うように、この世界が悪の造物主の作品だとは、私は思わない。地球を創造したのは真の神だ。しかし、後から飛来した未熟で歪んだ神が、この地球を乗っ取って、創造主の仮面を被り牛耳っている。最後のドンデン返しの時まで、世の中の9分9厘は、偽せの神や間に合わせの神が支配する、偽せや間に合わせの仕組みなのだと、私は思っている。その騙しと罠の仕組みの中で修行するのが、我々の試練であり、宇宙浄化の雛形としての地球の役割りなのだ。
2008.10.23 『“その後”の黄泉比良坂の歌 ~ 私の「鬼束ちひろ」評 ~ 』http://seirios2772.blog115.fc2.com/blog-entry-13.html より。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ mixiから紀行文の部分を移籍したのが、このブログのスタート。 主に神社仏閣、霊場、スピリチュアル、歴史関係の随筆や論稿を、ここに整理していきます。紀行スタイルが多くなると思います。 執筆は後の時点での回想であり、実際に当地におもむいた日時よりは後になりますが、今後、現地探訪の日付けに統一していく予定です。

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