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オーブの乱舞する粥川谷矢納ヶ淵、~ 円空の里を訪ねて① ~

2010,,19
 円空の素朴な彫刻については以前から惹かれるものはあったが、円空さんそのものに本格的に興味を持つようになったのは、比較的最近のこと。瀬織津姫研究で波紋を巻き起こした菊池展明氏が、円空に関しても意欲的な著作を発表したこと、『数霊 臨界点 瀬織津姫封印解除』などで深田剛史氏も取り上げていること、などが発端だった。

エミシの国の女神―早池峰-遠野郷の母神=瀬織津姫の物語エミシの国の女神―早池峰-遠野郷の母神=瀬織津姫の物語
(2000/11)
菊池 展明

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円空と瀬織津姫 上巻 北辺の神との対話円空と瀬織津姫 上巻 北辺の神との対話
(2008/04)
菊池 展明

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円空と瀬織津姫 下巻 白山の神との対話円空と瀬織津姫 下巻 白山の神との対話
(2008/04)
菊池 展明

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数霊―臨界点数霊―臨界点
(2007/02)
深田 剛史

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 円空はその求道生活の初期に、↓男神天照の神像を彫っている。一般論では「天照大神=男神」は未だ奇説扱いのようだが、円空はほぼ先天的に、霊的DNAとでも言うべきもので「わかっていた」人間なのだろう。ここでその根拠をくだくだ述べることはしない。ただ、円空さんの遺したオーラに少しでも触れたいという動機が、日に日に高まっていた。

               20090613225535円空作、男神天照
               ↑http://f.hatena.ne.jp/topology32/20090613225535 より。

 早朝6時前に東京を出て中央自動車道を飛ばす。今は土岐JCTから東海環状自動車道で東海北陸自動車道にショートカットできるので、昼頃には美並に着いていた。

               386027_265062235_96largeふるさと館

 ↑まず円空ふるさと館。撮影禁止なので自前ショットはないが、美並で発見された155体のうち95体の像が、このふるさと館に所蔵・展示されているらしい。木造の質素な館だが、木こりのようにがっしりした体格のおじさんが、方言まじりで熱心に説明してくれた。手すりが付いているのは、それにつかまって下からのアングルで拝んでもらうと、また違った味わいがあるからだそうだ。

 ↓中でもふるさと館の御自慢が庚申像。楽しそうに体を横の弓なりにたわませて、慈愛に満ちた微笑をたたえている。館の職員の説明では、円空の母親をモデルとしていると聞いたが、円空自身がモデルという説明書きもどこかにあった。

               d0136880_1715518庚申像
               ↑http://masaok15.exblog.jp/page/15/ より。

 ↓もうひとつ、私が眼を奪われたのは、龍や蛇を首にからませつつ頭に乗せている像だった。
               enkuuyakushi.jpg
               ↑http://s-moriwaki.at.webry.info/200701/article_5.html より。

 ↓同様の構図を、栃木の古峰ヶ原の山の上で見ていたからだ。おそらく日光・古峰ヶ原周辺の勝道上人の開いた霊場と、円空の歩んだ道は、物部系の古代竜蛇神信仰でつながっているのだろう。
 5弁天龍神アップ 6弁天龍神、後姿
↑http://seirios2772.blog115.fc2.com/blog-category-9.html 古(いにしえ)の神降る峯の古峰ヶ原 より

 星宮神社は当初から意識していたものではなく、円空ふるさと館のすぐ奥に位置しているのを、当日になって気がついた。高賀山六社めぐりというのがあるそうだが、中でもこの星宮神社と高賀神社は立派で趣のある社だ。(結局、我々はこの六社のうち四社を巡ることになった)
⇒http://www.horado.com/kouka/rokusya.html 高賀山六社めぐり

 ↓ふるさと館のすぐ横に、参道の鳥居が立つ。
               386027_265062023_25l鳥居

 ↓緑深い境内と、星宮神社の本殿
386027_265062168_60large星宮神社1

 ↓正面の賽銭箱は内部収納型。小窓を通して賽銭を入れるようになっている。その横に虚空蔵菩薩の真言が書かれている。古代物部神道系の星神信仰は朝廷に抑圧されたらしく、神仏習合の修験道に姿を借りて、虚空蔵菩薩信仰へと変容していったものと考えられる。
               386027_265062573_41large虚空蔵真言

 ↓ウナギを神使とするのも、物部系の信仰文化である。どうやら信仰上では、竜蛇とウナギとの区別があまりなかったようだ。
          386027_265062122_85largeウナギ

 ↓このへんの研究は榎本/近江 共著『消された星信仰』に詳しい。

21世紀の古代史 消された星信仰―縄文文化と古代文明の流れ21世紀の古代史 消された星信仰―縄文文化と古代文明の流れ
(1995/12)
榎本 出雲近江 雅和

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 ↓星宮神社の奥に、まだ何やら参道のようなものが通じている。妻がちょっと行ってみたが、何もないと言って戻ってきた。しかし、「神明神社」と刻む石塔が手前にある。
               386027_265062664_5large神明社参道

 ↓絶対、何かあると確信して入れ替わりで行ってみると、左にカーブしていく道とは別に、奥に直進したところに神明社の小ぶりの社が見えてきた。水流の音も聞こえてくる。
               386027_265062810_11large神明社
 
 ↓道を隔てて立つ鳥居が目をひく。神明社の方向は向いておらず、滝の方向を向いているようだ。水神が御神体ということだろうか。手前横の石碑に「矢納ヶ淵」と刻んである。
               386027_265062882_156large矢納ヶ淵、鳥居
 
 ↓立て札の説明文。名水百選にもなっているとのこと。藤原高光公が妖怪退治の矢を納めたという伝説から、矢納ヶ淵の名が付いているらしい。
          386027_265062729_114large名水百選

 ↓鳥居をくぐって苔むした石段を降りると、目の前に小さな滝が迫る。落差はないが、大雨の後のせいか水量は豊富で迫力がある。
                    386027_265062967_184large滝

               386027_265063116_15large矢納ヶ淵、水流

 ↓向こう岸が切り立った岩壁になっていて、別の細い滝が糸のような流れを落としている。写真を撮ってみたら、なんとオーブだらけ!
         386027_265063249_121large細い滝

 ↑この写真ではわかりづらいが、もとの映像をパソコンで拡大してみると、ひとつひとつのオーブ玉の中に人の顔が見えるような気がする。しかも、西洋人かインド人のような外人の雰囲気がする。この土地にまつわるものなのか、それとも私が呼び寄せてしまったものか。

 ↓トホカミ払いとひふみ祝詞をあげてから気功をしていたら、妻が追いついて撮ってくれた写真がこれ。絵画か合成写真のような不思議な図だ。今度は玉の中に顔は見えないが、オーブの数がさらに増して、重層的に乱舞している。雨は降っていなかったし、直後の別のショットにはオーブはひとつも写っていないので、決してレンズに付いた水滴ではない。
386027_265063340_183largeオーブ乱舞

 ↓一見どうということはないが、これも何だか不思議な雰囲気の写真。太極拳ポーズだが、私が周囲と溶け込んで彫像のように静物化しているように見える。妻に言わせると空中浮揚のようだとも。
                  386027_265063399_228large滝と私

 この場所に、そうさせる何か特別な霊的磁場があるのだろうか。何かあると感じた妻は写真を撮る気になったそうだが、自身は水流に吸い込まれて落ちていきそうで、近づくことができないと言った。聖域でもおかまいなしに入り込みたがる癖がある妻にしては、珍しい感覚だった。


(つづく)

[追記]

「オーブorb」「玉響(たまゆら)」は埃や水滴に光が反射して写りこむ当たり前の現象、という解釈もありますので、いちがいに神秘化して思い込むのもよくないかもしれません。
ただ、物理的現象と心霊的現象を、かっきり別のものとする二元論的先入観も、私は反対なのです。それは重なり合い溶け合う中間領域があるのです。



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スタミナ不足で、ながらくこのブログを放置しておりました。ぼちぼち再開しようかと思いますが、操作のしかたがすぐ思い出せず、コメント認証待ちのかたなどおられましたら申しわけありません。


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1955年、東京生まれ。 母方先祖は諏訪大社の大祝だったとか。 ツイッタ-のユーザー名:@G_rhaps

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古典的グノーシスの言うように、この世界が悪の造物主の作品だとは、私は思わない。地球を創造したのは真の神だ。しかし、後から飛来した未熟で歪んだ神が、この地球を乗っ取って、創造主の仮面を被り牛耳っている。最後のドンデン返しの時まで、世の中の9分9厘は、偽せの神や間に合わせの神が支配する、偽せや間に合わせの仕組みなのだと、私は思っている。その騙しと罠の仕組みの中で修行するのが、我々の試練であり、宇宙浄化の雛形としての地球の役割りなのだ。
2008.10.23 『“その後”の黄泉比良坂の歌 ~ 私の「鬼束ちひろ」評 ~ 』http://seirios2772.blog115.fc2.com/blog-entry-13.html より。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ mixiから紀行文の部分を移籍したのが、このブログのスタート。 主に神社仏閣、霊場、スピリチュアル、歴史関係の随筆や論稿を、ここに整理していきます。紀行スタイルが多くなると思います。 執筆は後の時点での回想であり、実際に当地におもむいた日時よりは後になりますが、今後、現地探訪の日付けに統一していく予定です。

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