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伊達騒動、因縁の地としての首塚(将門巡礼☆番外編1)/付:将門の歌

2008,,17
 神馬紋 将門像
      左:日輪寺の平将門神馬紋           右:岩井市国王神社の将門像

 前回「将門巡礼 ~ 都区内編③首塚 ~」の番外編です。



 私自身、全く知らなかったのだが、現在の千代田区大手町にある将門の首塚は、江戸時代の大老、酒井雅楽頭忠清の屋敷跡であり、寛文十一年(1671年)の伊達騒動による刃傷事件があった因縁の地でもある。このことは首塚の敷地内のどこかにも立て札があったらしいのだが、見逃したらしい。
(写真:酒井氏 – Wikipediaより)             
立て札                              

 お家騒動の審議中に刃傷事件が勃発し、重要関係者の双方が死亡という血生臭い結末を迎えた事件、その水面下には仙台藩の弱体化を謀る幕府の陰謀と、それを阻止せんとする藩の忠臣の命がけの頭脳戦があった。……という謎解き物語をしたのが、1970年NHK大河ドラマにもなった山本周五郎の『樅の木は残った』なのだという。(わたしゃ読んでないけどねあせあせ(飛び散る汗)

⇒今日は何の日?徒然日記 伊達騒動の影に幕府の思惑
⇒伊達騒動(1671)

 将門の時代は江戸時代ほど中央(京)の支配体制がガンジガラメではなかったろうが、同族同士の骨肉の争いが発端となり、そこに最悪の形で中央の統制がからんでくるという構図において、似た側面はある。将門の因縁が伊達騒動を呼び込んだのかという憶測も、できないではない。

 しかし、ここで私が言いたいのは、なんでこんな重要な因縁の位置づけを誰も語りたがらないのか、とうことだ。首塚の祟り話をする場面では、決して伊達騒動の話は出てこない。伊達騒動の話では首塚のクの字も出てこない。
 歴史を過去の遺跡的な断片としてしか見ようとせず、個々の絵としてロマンが盛り上がればそれでいいや、みたいな、使い捨てドラマ的歴史観はなんとかならないものか。歴史(あるいはカルマ)を未来へと続く連続流動体として解析する感性のない人間とは、そんなものなのだろうか。

 さらに、ぶっちゃけて言いたいのは、近代以降の首塚にまつわる祟り話のうち、スケールの小さいもののほとんどは、自縛霊的に見て伊達騒動の武士達のものと見たほうが妥当ではないのか。将門自身はこの地で終焉したのでもなければ、当初の首塚の位置であったのかも怪しく、首そのものの行方さえ不明なのだから。
 将門霊が全く無縁だとも言わない。この世の人間が一生懸命に祀ってくれる以上、おそらく上空か、もっと広い天地から見守っているのだろう。だけど、いちいちつまらないことに祟るほど暇でもないし、もうちょっと御魂の浄化が進んでいるはずだ。

 加えて提言するなら、あの地には伊達騒動の藩士達の供養塔も建てるべきじゃあないのかい。


 そんなわけで、将門公への供養の心もこめて、ここ二、三日に降りてきた(?)言葉を詞にしてみた。



    将門の歌 (新井満「千の風になって」の替え歌るんるん

  私の首塚の前で 怖れないでください
  そこに私はいません 祟ってなんかいません
  千の民の 千の怒りとなって
  この穢れた政(まつり)を 睨みすえています

  海には嵐を呼んで 敵を退ける
  大地に希望を託し 野山を駆け巡る
  朝は神馬と共に あなたに駆けつける
  夜は星になって この国を導く

  私の首塚の前で 怖れないでください
  そこに私はいません 祟ってなんかいません
  千の民の 千の願いとなって
  この奇跡の地球(ほし)の 未来を観ています

  千の民の 千の願いとなって
  この奇跡の地球(ほし)の 未来を観ています

  この奇跡の地球(ほし)の 未来を観ています




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スタミナ不足で、ながらくこのブログを放置しておりました。ぼちぼち再開しようかと思いますが、操作のしかたがすぐ思い出せず、コメント認証待ちのかたなどおられましたら申しわけありません。


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1955年、東京生まれ。 母方先祖は諏訪大社の大祝だったとか。 ツイッタ-のユーザー名:@G_rhaps

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古典的グノーシスの言うように、この世界が悪の造物主の作品だとは、私は思わない。地球を創造したのは真の神だ。しかし、後から飛来した未熟で歪んだ神が、この地球を乗っ取って、創造主の仮面を被り牛耳っている。最後のドンデン返しの時まで、世の中の9分9厘は、偽せの神や間に合わせの神が支配する、偽せや間に合わせの仕組みなのだと、私は思っている。その騙しと罠の仕組みの中で修行するのが、我々の試練であり、宇宙浄化の雛形としての地球の役割りなのだ。
2008.10.23 『“その後”の黄泉比良坂の歌 ~ 私の「鬼束ちひろ」評 ~ 』http://seirios2772.blog115.fc2.com/blog-entry-13.html より。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ mixiから紀行文の部分を移籍したのが、このブログのスタート。 主に神社仏閣、霊場、スピリチュアル、歴史関係の随筆や論稿を、ここに整理していきます。紀行スタイルが多くなると思います。 執筆は後の時点での回想であり、実際に当地におもむいた日時よりは後になりますが、今後、現地探訪の日付けに統一していく予定です。

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